ジャーナル Journal
December 18, 2023
国際的な場での情報交換と連携強化:浜松市楽器博物館のCIMCIMにおける活動
浜松市楽器博物館(以下、当館)は、浜松市の掲げた「音楽のまちづくり」の一環として1995年に開館した楽器の博物館である。…
March 23, 2023
「見る」から生まれるもの 鑑賞体験を深めるために 三井記念美術館の取り組み
三井記念美術館亀井愛 三井記念美術館について 三井記念美術館(以下当館)は、三井家および三井グループに縁の深い東京・日…
January 3, 2023
コレクションを活かす––コロナ禍を経てICOMミュージアム新定義に向き合うこれからの大学博物館
2022年は、筆者にとって、ICOMに関係する忘れがたい二つの出来事に接した年になった。一つは、UMAC(University Museums and…
October 27, 2022
アイデアにかたちを与え、無形の体験や記憶を生み出す場としての「現代美術センター」
水戸芸術館現代美術センターは、1990年に開館した複合文化施設「水戸芸術館」の美術部門として発足した。80年代から90年代の…
June 17, 2022
代替できない固有の価値をいかに生み出すのか―パンデミックの中での浜松科学館の取り組み
2020年、日本国内でもCovid-19の感染が拡大し、大半のミュージアムが一定期間の臨時休館を余儀なくされた。当時筆者が在籍し…
March 31, 2022
新たな技術が支えるコロナ禍の国立科学博物館―展示・学習支援、研究・収集活動の現在と将来
国内で新型コロナウィルスの影響が最初に報告されてから2年余りが経過した。全国に緊急事態宣言が出された第1波以来、感染…
November 17, 2021
新型コロナウイルス感染症禍での千葉県立中央博物館本館の取組み
[2021.11.17] 千葉県立中央博物館 研究員丸山 啓志 はじめに 千葉県立中央博物館(以下、中央博)は、房総の自然と人の営み…
September 1, 2021
コロナ禍での博物館活動の焦点は何か:京都文化博物館の努力と工夫
[2021.9.1] 京都文化博物館の所在する京都市では、2020年1月30日に新型コロナウイルス感染者が初めて確認された(国内12例目…
July 26, 2021
ミュージアムがサステイナブルであるために─和歌山県立近代美術館の場合
[2021.7.26] 美術館とは、あるいはミュージアムとは、どのような存在だろうか。単純だが本質的なその問いに、われわれICOMメ…
May 31, 2021
コロナ禍での「手で触れる」プログラム―京都国立近代美術館の事例から
[2021.5.31] 筆者が勤務する京都国立近代美術館は2020年2月29日から約3か月間の臨時休館を経て、5月26日に再開館した。再開…
February 24, 2021
100年後に残す現在のモノとコト——コロナ禍における吹田市立博物館の取り組み
[2021.2.24] 大阪府の吹田市立博物館では、2020年2月から新型コロナウイルス感染症に関連する地域資料の収集を行っている。…