ミュージアムの現場より

July 5, 2024

国立民族学博物館 創設50周年をむかえるにあたって

国立民族学博物館長吉田 憲司 創設50周年を迎えたみんぱく 国立民族学博物館(みんぱく)は、本年、2024(令和6)年に、創設…

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December 18, 2023

国際的な場での情報交換と連携強化:浜松市楽器博物館のCIMCIMにおける活動

浜松市楽器博物館(以下、当館)は、浜松市の掲げた「音楽のまちづくり」の一環として1995年に開館した楽器の博物館である。…

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August 4, 2023

東京都美術館でのダンス・ウェルの試み

東京都美術館 学芸員下倉久美 東京都美術館で、2019年より定期的に開催している「ダンス・ウェル」というプログラムがある…

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March 23, 2023

「見る」から生まれるもの 鑑賞体験を深めるために 三井記念美術館の取り組み

三井記念美術館亀井愛 三井記念美術館について 三井記念美術館(以下当館)は、三井家および三井グループに縁の深い東京・日…

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February 8, 2023

民族文化の発信に、「バーチャル」の可能性を拓く

国立アイヌ民族博物館 アソシエイトフェロー国立民族学博物館 外来研究員劉高力 筆者は、国立アイヌ民族博物館研究学芸部…

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January 3, 2023

コレクションを活かす––コロナ禍を経てICOMミュージアム新定義に向き合うこれからの大学博物館

2022年は、筆者にとって、ICOMに関係する忘れがたい二つの出来事に接した年になった。一つは、UMAC(University Museums and…

ミュージアムの現場より

October 27, 2022

アイデアにかたちを与え、無形の体験や記憶を生み出す場としての「現代美術センター」

水戸芸術館現代美術センターは、1990年に開館した複合文化施設「水戸芸術館」の美術部門として発足した。80年代から90年代の…

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June 17, 2022

代替できない固有の価値をいかに生み出すのか―パンデミックの中での浜松科学館の取り組み

2020年、日本国内でもCovid-19の感染が拡大し、大半のミュージアムが一定期間の臨時休館を余儀なくされた。当時筆者が在籍し…

ミュージアムの現場より

March 31, 2022

新たな技術が支えるコロナ禍の国立科学博物館―展示・学習支援、研究・収集活動の現在と将来

国内で新型コロナウィルスの影響が最初に報告されてから2年余りが経過した。全国に緊急事態宣言が出された第1波以来、感染…

ミュージアムの現場より

February 4, 2022

コロナ禍、コレクションとデジタル変革が拓く美術館の可能性

[2022.2.4] 大阪市立東洋陶磁美術館 学芸課長代理小林 仁 コロナ禍と美術館 コロナ禍は人々や社会にとって大きな変化を否が…

ミュージアムの現場より

December 14, 2021

新技術と博物館展示 コロナとSDGsの時代に

[2021.12.14] 2025年に大阪には「いのち輝く未来社会のデザイン」という生命科学とSDGsを主要なテーマとした万国博覧会がや…

ミュージアムの現場より

November 17, 2021

新型コロナウイルス感染症禍での千葉県立中央博物館本館の取組み

[2021.11.17] 千葉県立中央博物館 研究員丸山 啓志 はじめに 千葉県立中央博物館(以下、中央博)は、房総の自然と人の営み…

ミュージアムの現場より

October 1, 2021

コロナ禍の博物館活動を支える様々なつながり

[2021.10.1] 2020年2月以降、国内の多くの博物館に新型コロナウイルスの影響が出始めてから約1年半が過ぎようとしている。筆…

ミュージアムの現場より

September 1, 2021

コロナ禍での博物館活動の焦点は何か:京都文化博物館の努力と工夫

[2021.9.1] 京都文化博物館の所在する京都市では、2020年1月30日に新型コロナウイルス感染者が初めて確認された(国内12例目…

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August 20, 2021

コロナ禍とアクセシビリティ――三重県立美術館の場合

[2021.8.20] 三重県立美術館では、7月下旬現在、「美術にアクセス!――多感覚鑑賞のすすめ」展 (以下、アクセス展)という企…

ミュージアムの現場より

July 26, 2021

ミュージアムがサステイナブルであるために─和歌山県立近代美術館の場合

[2021.7.26] 美術館とは、あるいはミュージアムとは、どのような存在だろうか。単純だが本質的なその問いに、われわれICOMメ…

ミュージアムの現場より

June 30, 2021

コロナ禍での福岡市美術館の試み~人々とつながり続けるために

[2021.6.30] 福岡県で最初の新型コロナウイルス感染症患者が出たのは、2020年2月20日であったが、そこから筆者が所属する福…

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May 31, 2021

コロナ禍での「手で触れる」プログラム―京都国立近代美術館の事例から

[2021.5.31] 筆者が勤務する京都国立近代美術館は2020年2月29日から約3か月間の臨時休館を経て、5月26日に再開館した。再開…

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April 14, 2021

コロナ禍での一大学博物館の取り組み:一年を振り返って

[2021.4.14] 大学博物館は所蔵するコレクションも多様であり、規模も様々である。ICOMの国際委員会の一つであるUMAC(Univer…

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February 24, 2021

100年後に残す現在のモノとコト——コロナ禍における吹田市立博物館の取り組み

[2021.2.24] 大阪府の吹田市立博物館では、2020年2月から新型コロナウイルス感染症に関連する地域資料の収集を行っている。…