【10/4開催】みんぱく日蘭交流国際シンポジウム 参加者募集

[2025.8.21]

 

ICOM日本委員会が後援する日蘭交流国際シンポジウム「博物館の国際研修 ―文化をめぐる包摂的かつ協働的な活動の可能性」」が10月4日(土)国立民族学博物館で開催されます。

 

人類共通の財産である文化遺産を保存し、活用しながら、次世代へ継承する博物館は、多様な背景を持つ人びとによる公平な対話を創出し、新たな文化を生み出す場となる。そして、このような文化をめぐる対話は、平等で持続可能な国際社会を実現するためのモデルとなり得ます。

 

近年、自然災害や紛争の多発により、社会の在り方そのものの見直しが求められるなか、特に博物館は、多様な文化への理解を深め、他者への尊重に基づく文化を構築する拠点として、その社会的役割をいっそう高めています。しかし、博物館において、多様な文化的背景を持つ人びとが公平に対話をおこなうためには、従来の一方向的な関係性を超えた、包摂的で協働的な連携が不可欠です。

 

本国際シンポジウムでは、日本とオランダで実施してきた博物館の国際研修に着目し、「研修する側」と「研修を受ける側」の垣根を越えた、博物館の新たな連携の在り方について議論を深めます。

 

 

【開催概要】
名称:日蘭交流国際シンポジウム「博物館の国際研修―文化をめぐる包摂的かつ協働的な活動の可能性」

主催:国立民族学博物館、オランダ文化遺産庁、オランダ王国大使館

共催:国立科学博物館、アムステルダム芸術大学ラインワルトアカデミー、オランダ国立世界文化博物館

後援:国際協力機構、ICOM日本委員会、日本博物館協会、文化遺産国際協力コンソーシアム、ダッチ・カルチャー

日時:2025年10月4日(土)10:00~16:40(9:30開場)

開催方式:対面とオンラインでの同時開催

会場:国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) (大阪府吹田市千里万博公園10番1号)

言語:日本語、英語(日英同時通訳あり)

参加費:無料(展示観覧券は別途必要)

定員:会場参加350名・オンライン参加500名

 

参加申し込み、詳細は下記をご覧ください。

日蘭交流国際シンポジウム参加申し込み