2022年12月15日(木)14:00~17:30(日本標準時)ハイブリッド
ICOM協力シンポジウム「第4回世界津波博物館会議」12月15日開催
2015(平成27)年12月、国連総会で142か国が共同提案した11月5日を「世界津波の日(World Tsunami Awareness Day)」とする決議が合意採択されました。
世界各地で津波や災害被害の映像、対策の記録などを保存する津波博物館をはじめとする災害関連博物館が設立されています。いつ起こるかわからない津波等の自然災害に対する備えとして、これらの記録を次世代に伝え、その経験や教訓を世界と共有することが重要です。
このため、日本政府からの財政的、実質的な支援を受け、UNDRRによって世界津波博物館会議(WTMC)が始まりました。同会議の目的は、災害関連博物館の経験やグッドプラクティス、教訓を共有し、議論することであり、災害博物館の国際的なネットワークを構築し、相互に学び合うことを目的としています。
第4回世界津波博物館会議(WTMC4)は、過去3回の同会議での議論を踏まえ、「社会の回復力(レジリエンス)のための青少年と津波博物館の役割(Roles of Youth and Tsunami Museums for resilience of societies)」に焦点を当て、ハイブリッド方式で開催します。
>> 申し込みはこちらより
- 概要
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日時:2022(令和4)年12 月15 日(木)14:00~17:30(日本標準時)ハイブリッド
会場:東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)
主催:国連防災機関(UNDRR)駐日事務所、東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)、外務省
協力:日本博物館協会、ICOM日本委員会
*事前申込みが必要です。
参加ご希望の方は以下のサイトからお申込みください。
https://buff.ly/3EV9eIK
*お問合せ先
国連防災機関(UNDRR)駐日事務所 undrr-japan@un.org
- スケジュール
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総合司会:小野裕一 東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)教授
セッション1:開会あいさつ(14:00 -14:30)
外務省
松岡 由季 国連防災機関(UNDRR)駐日事務所代表
芳賀 満 東北大学総長特別補佐(ダイバーシティ推進担当)
郡 和子 仙台市長
セッション2:基調講演(14:30 - 15:00)
今村 文彦 東北大学大学院工学研究科津波工学研究室教授
「3.11伝承ロードについて」
セッション3 パートI:博物館からの提案(15:00 - 16:00)
「津波・災害博物館と若者とのコミュニケーション」
ムハマド・シャフトラ・アズワル アチェ津波博物館長(インドネシア)
ウォルター・ダドリー ハワイ太平洋津波博物館 共同設立者(アメリカ)
ラチャニーコン・トンチップ 国際津波博物館長(タイ)
川崎 杏樹 釜石市津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」案内役
セッション4:パートII:パネルディスカッション(16:00 - 17:20)
「レジリエンスのための青少年と津波博物館の役割」
ムザイリン・アファン アチェ津波博物館顧問、シアクアラ大学長
ウォルター・ダドリー ハワイ太平洋津波博物館 共同設立者
ラチャニーコン・トンチップ 国際津波博物館館長
川崎 杏樹 釜石市津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」案内役
佐藤 陽子 仙台市まちづくり政策局防災環境都市推進室長
栗原 祐司 日本博物館協会理事、ICOM日本委員会副委員長
ハンナ・ペノック ICOM DRMC(災害対策特別委員会)委員長
日本(新潟県内の高校生)の青少年との対話
インドネシア(アチェ)の青少年との対話
アメリカ(ハワイ)の青少年との対話
中国(東北大学大学院修士課程)の青少年との対話
まとめと閉会挨拶(17:20 - 17:30)
小野 裕一 東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)教授