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ICOM京都大会2019 ICOM Kyoto 2019
文化をつなぐミュージアム ー伝統を未来へー
第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019
2019年9月1日-7日、日本で初開催となる第25回ICOM京都大会が京都・国立京都国際会館をメイン会場に開催されました。120の国と地域から4590名の参加者を迎え、目標であった3000人を大きく上回る過去最多の参加者数となりました。日本からの参加者も1866名、そのうち100名以上が各国際委員会で講演や発表を行うなど、日本博物館史上最大規模の国際会議となりました。
京都大会のテーマ「Museums as Cultural Hubs: The Future of Tradition(文化をつなぐミュージアム ー伝統を未来へー)」に沿って、3名の基調講演と4つのプレナリーセッション(全体会合)、30の国際委員会等のセッションが行われました。また、国際委員会ごとのオフサイトミーティングや、京都府市を中心に関西エリアへ出向き地域の文化や歴史に触れるエクスカーション、ソーシャルイベントなども開催されました。
ICOM京都大会で採決される予定であったICOM規約に定める博物館の定義の見直しは見送られましたが、ICOM日本委員会が提案した「ICOMコミュニティへのアジアの融合」と「『文化をつなぐミュージアム』の理念の徹底」の2つが大会決議として採択されました。また、新たに、31番目の国際委員会となる博物館災害対策国際委員会(DRMC: International Committee for Disaster Resilient Museums)が発足し、日本の活躍が期待されています。
動画
Plenary Session: Curating Sustainable Futures Through Museums
Plenary Session: The Museum Definition - The backbone of ICOM
Plenary Session: Museums in Times of Disaster
Plenary Session: Asian Art Museums & Collections around the World
Kengo KUMA: The Age of Forest
Sebastião SALGADO: A Brazilian Amazon Forest Initiative
CAI Guo-Qiang: My Museum Years
ICOM Flag woven by TATSUMURA TEXTILE CO., LTD.